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    カテゴリ: 生活


    【ローソン】「コレめっちゃ便利だな!」 取り組みに「広まってほしい」「素晴らしい!」 の声



    身体が不自由な人でも生活がしやすくなるよう、世間ではバリアフリー化が進んでいます。

    スロープやエレベーター、文字で情報を伝える電光掲示板が増えるなど、徐々に『優しい社会』に近付いた昨今。

    それでも、障がいを持つ人はたびたび大きな壁にぶつかりながら、生活をしているのです。

    『ローソン』の取り組みに、当事者からも称賛の声!

    ある日、コンビニエンスストアローソン』で買い物をした、野口敦史(@A_gussan0531)さん。

    野口さんは両耳に重度の感音性難聴を持っており、相手の声質や声量によって聴こえづらいことがあるのだそうです。

    レジで店員の声がうまく聴き取れず、野口さんは自分の耳に付いた補聴器を見せて「すみません、聴こえづらくて…」と伝えることに。

    すると、事情を理解した店員はレジカウンターを指さしました。野口さんがその先を見ると…こんなものが貼ってあったのです!

    この表は、2022年8月30日から全国の『ローソン』店舗に導入された、指差しシート

    レジカウンターに設置されており、レジ袋割り箸などの必要性や、レンジでの温め希望の有無を、指をさすことで確認することができるのです!

    株式会社ローソンによると、同シートは実際に聴覚障害のある社員の意見を参考に制作。また、指差しシートの内容については、加盟店のオーナークルーの意見を取り入れたといいます。

    この指差しシートのおかげで、店員と円滑にコミュニケーションをとることができた、野口さん。その便利さに驚かされたといいます。

    野口さんの投稿は拡散され、『ローソン』の取り組みに対し、聴覚障害の当事者を含む多くの人から称賛する声が上がりました。

    ・これは素晴らしい!今度、買い物の時に注目してみようかな。

    ・知らなかった。この取り組みが、日本でどんどん広まってほしい!

    うちの子自閉症で喋るのが困難だから、こういうのは本当に助かる

    「いろんな店に導入してほしい!」という声が上がった、指差しシート

    これがあれば聴覚障害を持つ人に限らず、さまざまな理由で声を発することができない人や、日本語での会話が困難な人も買い物がしやすくなることでしょう。


    [文・構成/grape編集部]

    出典
    @A_gussan0531


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    【気になる】戸籍を見て衝撃、父親が隠してたトンデモない秘密とは。



     一見、問題なさそうに見える家族に、実は驚愕の秘密が…! 事実は小説よりも奇なりといいますが、それを地で行くエピソードの登場です。


     間宮ひろ美さん(32歳・会社員)の家族にも、戸籍にまつわるとんでもない秘密があったそうです。


    パスポートのために取った戸籍謄本を見て衝撃



    写真はイメージです。(以下同じ)



    「うちの家族構成は父、母、わたし。いわゆるひとりっ子です。20歳の時に海外旅行にいくことになり、パスポート取得のために、実家に頼んで戸籍謄本を取り寄せました」


     この1通の戸籍謄本が、大事件の発端となります。


    「送られてきた戸籍謄本を見て愕然としました。戸籍の母の欄には、わたしの母とは違う名前が書かれていたのです。さらに、わたし以外に、聞いたこともない別の子どもの名前が3人書かれていました」


    ◆母親に泣きながら電話
     驚いてすぐに実家に電話し、事情を聴いた間宮さん。



    「母のことが大好きだったので、『お母さんは、実のお母さんじゃないの!?』と、泣きながら問いただしました。すると、実は父は、以前別の人と結婚をしていたそうです。そこに子どもが3人もいたと。そして母は、まだ父と前妻の離婚が成立する前にわたしを生んでしまったのです」


     父が再婚だったことも、母が父の離婚前に出産したということも、合わせて知ることになってしまった間宮さん。当時はとても混乱したそうです。


    ◆おかしな戸籍、原因は父親だった
     そしてさらに事情を聴くと、いい加減な事情で戸籍がおかしくなってしまっていると判明します。


    「前妻と籍が抜けていない状態でわたしが生まれ、戸籍をどうにかしなくてはと思った父は、なんと“前妻との子ども”として、わたしの出生届を出してしまったそうなのです


     困ったことになったとはいえ、なんとも突拍子のない方法で出生届を出されてしまった間宮さん。さらに悲惨なことに、間宮さんの戸籍は、ずっと修正されないまま、放置されていました。


    ◆戸籍を正すどころか、養子縁組まで…
    「その後の戸籍を見ると、前妻とは離婚し、父と母は入籍していましたが、わたしが前妻との子という間違った記録は修正されていませんでした。それでも親子関係を無理やり作ろうとした父は、わたしと母を“養子縁組”という形で登録したのです


     何度も、正しい情報に修正してほしいと両親に頼んでみたものの、前妻と連絡を取りたがらない父にかわされてしまったそうです。


    ◆父亡きあと、自力で戸籍を修正
    「結局、戸籍は放置されたまま父が亡くなりました。わたしが結婚することになり、会ったこともない父の前妻と、戸籍上は親子。相続など、なにかあったら大変だと思いました。家庭裁判所に出向いて、戸籍を修正する方法を聞き、自分で手続きをすることにしました」



     戸籍の修正をするためには、前妻の住む管轄の家庭裁判所まで出向いて「親子関係不存在の申し立て」をすることが必要だと知ったそう。遠方に住む、会ったこともない父の前妻に、わざわざ会いに行くハメになりました。


    「家庭裁判所申し立てをし、母に頼んで前妻に連絡を取ってもらいました。あちらの家庭裁判所に出向いて双方合意の上、やっと戸籍の修正をすることができました。戸籍謄本を取る機会は少ないため、あちらのご家族もわたしが戸籍に入っていることを知らなかったようです」


    ◆平穏な日々の中で、ときどき蘇るモヤモヤ
     長年秘密にされていた、両親の「驚愕の事実」を知り、そこからさらに時を経て、やっと正しく戸籍が修正されてほっとしたものの、やはりモヤモヤは消えないそうです。


    「戸籍は修正されましたが、モヤモヤは消えません。離婚も再婚も父の自由ですが、生まれてきたわたしを適当な戸籍にぶち込んで、そのまま放置して亡くなった父のことを思い出すと、わたしが雑に扱われている気がして、嫌な気持ちになります」


     ですが、その経験を今に生かそうと思いなおしたそうです。


    ◆間宮さんの夫も再婚、息子にはすべて話した
    「親の秘密は、後になって知るとショックだと知りました。実はうちの夫も再婚で、前妻との間に息子が2人います。2人とも成人して結婚し、子どももいて、家族ぐるみで付き合いがあります。わたしの息子にも事情を伝えていて、息子は『明日、父ちゃんの息子がうちに来る』なんて友達に話しています。息子も“父ちゃんの息子”なので、聞かされた相手は混乱しています(笑)


     自らの体験を経て、子どもには事実を伝えている間宮さん。嫌な思いをしたからこそ、夫の家族とも気持ちよく交流しようと思えるのだとか。


    ◆前妻とも良好な関係を構築中
    「前妻の息子さんたちは、歳が離れたわたしの息子をすごく可愛がってくれました。後妻であるわたしも、わたしの息子も受け入れてくれて、わたしも親戚づきあいができるようになって、嬉しく思っています」


     負の連鎖を断ち切って、新たな未来を進んでいく間宮さんにエールを送りたくなりますね。


    シリーズ「ヤバい家族/義家族で苦労エピソード」―


    <文/塩辛いか乃>


    【塩辛いか乃】世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンバーリアル。不眠症。noteTwitter@yukaikayukako





    (出典 news.nicovideo.jp)

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    自己肯定感をみるみる下げてしまう3つの悪習慣とは。



    自己肯定感を高めるにはどうすればいいのか。脳内科医の加藤俊徳さんが、就寝前に行うと効果的な「3つの習慣」を紹介する――。

    ※本稿は、加藤俊徳『脳の名医が教える すごい自己肯定感』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。

    ■ちょっとした習慣や行動パターンで自己肯定感は上がる

    自律性の自己肯定感を高めるにはどうしたらいいのでしょうか? 何か大きな成果や、大きな変革が必要なのでしょうか?

    私自身の経験からしても、また、クリニックを訪ねて来てくれる人や、周囲のいろんな人を見て感じることがあります。それは、自己肯定感を持つのに、大きな成果や劇的な変化は必要ないということです。

    たとえば生きている幸福感はどこにあるかと聞いたら、答えは100100様に返ってくるはずです。

    ある人は、好きな仕事でお金を稼ぐことができるのが幸福と感じるかもしれません。ある人は、家族と自分が健康に日常を送っていけることで、幸せを感じるかもしれません。

    また、別な人は自由に生きることが幸せと感じるかもしれないし、悩みや苦しみを感じない瞬間が幸福と感じるという人もいるでしょう。

    たしかに、社会的に成功したり、有名人になったりすることで幸福感を味わう人もいるでしょうが、意外にささやかなことに幸せを感じる人は多いのです。

    同じように、ものすごい成績を挙げたり、社会的に賞賛されずとも、ちょっとした日常のことをクリアするだけでも自己肯定感を得ることができるという人は多いのです。

    この稿では、自己肯定感を得るための、ちょっとした習慣や行動パターンを挙げてみたいと思います。

    ■悪習慣① 睡眠不足

    睡眠不足は、脳の最大の敵だと考えてください。

    ジョンズ・ホプキンス大学で睡眠を研究しているアダム・スピラ氏らは、睡眠時間を「6時間以下」、「6から7時間」、「7時間以上」の3つに分けると、脳の老廃物が一番溜まっているのは「6時間以下」という研究結果を報告しています。

    オックスフォード大学の脳機能MRIセンタークレア・セクストン氏によると、長期的な睡眠不足は脳サイズの縮小と関連性があるそうです。

    睡眠の質の低さが脳の縮小を招くのか? 脳が縮小して睡眠不足が起きるのか?

    どうやらその両方がスパイラルになって、どんどん脳が萎縮し、睡眠の質が悪くなるそうです。

    脳の働きが悪くなれば、自己肯定感を生み出すことは難しくなります。

    ■睡眠不足が招く負のスパイラル

    集中力や注意力が落ち、パフォーマンスが落ちるので仕事で成果を上げることが難しくなります。

    また、脳の働きが落ちることで、精神的にも悪影響が出るでしょう。「思考系」や「感情系」の脳番地の働きが弱くなるので、感情をコントロールすることが難しくなります。一言でいうと、怒りっぽくなるのです。

    イライラして気持ちに余裕がなくなるので、幸福感が薄らいできます。そして何より人間関係が悪くなってしまいます。さらにイライラが募るという悪循環に陥ってしまう。自己肯定感は当然低くなるでしょう。

    睡眠時間はしっかりと取りましょう。1日7時間の睡眠時間がもっとも脳がクリアになることが知られています。それも深夜の零時前に寝ることが大事です。

    私も数年前から就寝時間を夜の10時半にし、翌朝6時に起床することで、7時間の睡眠を確保するようにしました。その結果、とても脳がクリアに働くようになったと実感しています。

    最近イライラする、集中力が続かないという人は、自分の睡眠時間を振り返ってみて下さい。しっかり睡眠をとることが、自己肯定感を生み出す基本中の基本なのです。

    睡眠時間を決められた時間帯でしっかり取るということも含めて、規則正しい生活をすることが自己肯定感の基本になります。

    ■規則正しい行動→自己肯定感アップのワケ

    寝る時間や起きる時間を自分で決め、朝起きたら散歩をするとか、寝る前に日記をつけるという決まりごとを作り、それをこなすということが、自己肯定感につながります。

    それは「自分で自分をコントロールしている」という実感があるからです。

    自己肯定感と似た言葉に、「自己効力感」というのがあります。

    自分がある状況の中で、必要な行動を遂行できるという能力と、その可能性を認識することです。

    1日を自分の計画に基づき、自分の意志で主体的に生活しているという実感は、強い自己効力感をもたらします。

    それは自分で自分の力を信じることができる、ということですから、当然、自律性の自己肯定感につながっていきます。規則正しい生活が自己肯定感の基本と言えるのです。

    ■悪習慣② スマホを片手にベッドに横になる

    就寝の際、スマホを片手にベッドに横になっていませんか? YouTubeTikTokなどを見たり、ゲームをしながらでないと寝付けない、という人が増えています。電磁波による悪影響を指摘する人もいます。

    しかし、私から言わせると、スマホを見ながらでないと寝付けないという、依存体質にまず問題があるのです。

    依存というと、ギャンブル依存症やアルコール依存症などがあります。いずれにしても、これらに共通しているのが「覚醒レベルの低下」です。

    賭けごとなどをしているとき、私たちは一見興奮していて、覚醒している状態に思えます。

    しかし脳科学的な観点からすると、ギャンブルに熱中しているときは、むしろ脳の覚醒レベルが落ちていて、正常でクリアな判断力を失っていることが多いのです。

    このことは、他の依存症に関しても同様です。

    YouTubeで毎日同じ番組を繰り返し見てしまう、同じゲームを延々と繰り返している……。そんな人はいませんか?

    そのときの脳の状態は、覚醒レベルが低く、脳全体の働きが低下しています。代わりに脳の中で、刺激に対して興奮する「報酬系」だけが働いて、アドレナリンドーパミンが出る仕組みになっています。

    脳内物質の一つであるアドレナリンドーパミンは、強い「覚醒作用」と「興奮作用」があり、別名「快感物質」と呼ばれています。刺激の強い脳内物質に脳がさらされ続けると、その刺激をつねに求める依存体質になるだけでなく、ふだんの覚醒レベルが落ちてしまうのです。

    何かしらに依存している人の脳は、自分の覚醒レベルの低さを補うべく、より強い刺激を求めます。それを繰り返すのが、依存症ということになります。

    就寝前にスマホでダラダラとネットサーフィンSNSゲームをしている人は覚醒レベルが下がった状態です。それゆえ刺激を求めて、さらにスマホにのめり込んでいく、という悪循環に陥っているのです。

    そのような依存体質にならないようにするために、就寝前はスマホの電源をオフにして、枕元から2メートル遠ざけておくようにすることを勧めます。

    最初はつらいかもしれませんが、読書をしたり、音楽を聞いたり、あるいはアロマテラピーなどでリラックスすることで、スマホなしでも入眠することができるようになります。

    ■悪習慣③ 「他人からの感謝」を振り返らない

    とくに気分がマイナスに向きがちな人は、1日の終わりに「ほめ言葉ノート」や「感謝ノート」をつけることをお勧めします。

    ほめ言葉は、あなたの脳を幸福感で満たします。

    まずは就寝前にその日、何かに対して感謝したことを思い出して、ノートに書き記しましょう。

    「朝、通勤途中で落とした切符を拾ってくれた人がいた。感謝」
    「昼に職場で先輩から、来週のプレゼンの貴重なアドバイスをいただいた。感謝」
    「今日、友人からゴルフの誘いがあった。感謝」
    「夕日がとても美しかった。感謝」

    誰かに何かをしてもらったことや、思いがけず感激したことに対して、感謝の言葉を書き留めるのです。

    特段、大きな出来事ではなくてもいいのです。

    むしろ、日常のちょっとしたありがたい気持ちを言葉にすることに意味があります。

    心のちょっとした心象風景として、いずれ流されて記憶から消えてしまいそうなことも、こうして書き留めることで「感謝の蓄積」となります。

    後で振り返ると、じつは自分は多くのありがたいことに囲まれていることに気がつくでしょう。

    「感謝」を「幸せ」と変えてもよいでしょう。

    1日を振り返り、ちょっとした幸せな気持ちを感じたことを書き留めるのです。庭に花が咲いていたとか、天気がよくて気持ちがよかったことも、ちょっとした幸せを感じることがあります。

    そういう断片を書き留めてつなげておくのです。

    ■ネガティブ思考→プラス思考になる方法

    また、自分に自信がないという人は、1日の最後に自分をほめる言葉を書き出してみましょう。

    「今日はいつもより30分早く起きて活動を始めた。よくやった!」
    「今日は仕事で新規の顧客開拓に励んだ。よくやった!」
    「今日は、誘惑にうち勝って夜寝る前に間食しなかった。よくやった!」

    自分で自分をほめるのは、最初は照れ臭かったり、馬鹿らしく感じたりするかもしれません。

    ですが、しばらくこれを続けると、自然に自分をほめる癖がつきます。マイナス思考だった人は、気がつくとプラス思考に変わっている自分に驚くかもしれません。

    いずれにしても、これも後で振り返ると、結構自分はよくやっているなと思えるようになります。

    自分で自分をほめるのは、行き過ぎると自信過剰になりますが、自分に対してマイナスの評価をしがちな人は、あえてこのやり方でプラス評価の癖をつける必要があると思います。

    さやかな感謝と幸せの言葉、自分をほめる言葉が、あなた自身を変えていくのです。

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    加藤 俊徳(かとう・としのり)
    脳内科医
    医学博士。加藤プラチナクリニック院長、「脳の学校」代表、昭和大学客員教授。『1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き 「選ばれた才能」を120%生かす方法』など著書多数。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Kayoko Hayashi


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    【リアル】「肥満度が高いほど結婚相手の学歴と年収は低くなる」結婚市場における真実



    結婚相手はどのような要素で決まるのか。経済学の視点から女性の幸せを研究する拓殖大学准教授の佐藤一磨さんは「BMIの高さが相手の所得や学歴との交換条件として機能することを示す研究があります。恋愛結婚が主流の社会では結婚の『取引』としての側面が顕在化し、マッチングアプリなどの登場でそれがより強化されている可能性があります」という――。

    ■「結婚相手は自分を映す鏡」を経済学の視点で考える

    筆者は「女性の幸せ」を経済学の視点から分析しているのですが、中でも結婚というライフイベントに大変興味を持っています。

    この結婚に関連して、「結婚相手は自分を映す鏡」といわれることがあります。

    自分の状態を反映した人が結婚相手になっているということを意味するのだと考えられますが、これには次の2つの解釈がありえます。

    1つ目は、「自分と似た人と結婚している」という解釈です。いわゆる「似た者同士の夫婦」であり、バックグラウンドの近い人を結婚相手として選んでいると考えられます。

    2つ目は、結婚をある種の取引として捉え、その取引に自分のスペック(学歴、年収、容姿、健康等の属性)が反映されるという解釈です。

    この場合、結婚相手を選ぶ際に自分のスペックを取引材料として提示し、お互いに納得のいく取引の成立した人同士が結婚していると考えます。この際、自分のスペックに応じた人が結婚相手として選ばれるというわけです。つまり、もし高いスペックを持っていれば、好条件のパートナーマッチングできていると考えられます。直接的に自分と似ているというよりも、自分の状態を暗に投影している意味で鏡の機能を果たしているという解釈です。

    一見すると、「自分と似た人と結婚している」という1つ目の解釈の方がピンとくるのですが、実は後者の「結婚を取引として捉え、その取引に自分のスペックが反映される」という解釈を支持する証拠も確かに存在しています。

    これらそれぞれの解釈について、以下で詳しく見ていきたいと思います。

    ■カップルの類似性が高いほど社会階層が固定化される

    「結婚したカップルがどの程度似ているのか」という問いについて、これまで社会学者、人口学者、経済学者が興味をもって分析してきました。

    その理由は、似た者同士の結婚が多いほど、社会の流動性が低くなっている可能性があるためです。

    例えば、所得水準の高い人同士や所得水準の低い人同士の結婚が多く発生する社会の場合、階層の固定化が進み、経済的な格差も改善されないままになってしまう恐れがあります。

    逆に、違った属性の人たちが夫婦になることが多い場合、社会全体が流動的になり、階層の固定化が小さくなると考えられます。

    このように社会の流動性を測るバロメーターの1つとして、結婚したカップルの類似性が用いられてきました。

    ■学歴でみた場合のカップルの類似性は低下している

    結婚したカップルの類似性を測るためにさまざまな指標が用いられてきましたが、代表的なものに学歴があります。学歴のデータは取得しやすく、これまで同じ学歴の夫婦が多いのか、それとも違った学歴の夫婦が多いのかという点が検証されてきました。

    国立社会保障・人口問題研究所の福田節也研究員らの分析によれば、同じ学歴の夫婦の割合は1980年に約62%だったのですが、2010年には約49%にまで減少しています(*1)

    このように、学歴という指標で見た場合、日本では似た者同士のカップルが緩やかに減少しているのです。

    ただし、同じ学歴の夫婦の割合は2010年時点で約49%と依然として規模は大きく、やはり似た者同士のカップルがまだ主流だといえるでしょう。

    (*1)Fukuda, S., Yoda, S., & Mogi, R. (2021) Educational Assortative Mating in Japan: Evidence from the 1980–2010 Census, 人口学研究, 57, 1-20.

    ■夫婦ともに大卒のパワーカップル予備軍は4倍に増加

    ちなみに、同じ学歴の夫婦の中でも大卒同士の夫婦の増加の勢いは強く、福田節也研究員らの分析によれば、1980年に約4%だった割合が2010年に約16%にまで増えています。約4倍です。

    おそらく、都市部を中心に大卒夫婦の割合が上昇しており、これが夫婦ともに高収入のパワーカップル増加の背景にあると考えられます。

    なお、ニッセイ基礎研究所の久我尚子上席研究員の分析によれば、夫婦共に年収700万円以上のパワーカップルは、2021年で31万世帯となり、総世帯の0.56%でした(*2)。また、共働き世帯の1.9%を占めていました。

    これらの数値を見る限り、パワーカップルの数はまだ少ないといえるでしょう。ただし、大卒女性が今後とも持続的に増加した場合、大卒夫婦もそれに伴って増え、パワーカップルの数も上昇すると予想されます。

    これは、似た者同士のカップルの姿が「高卒同士」から「大卒同士」へとシフトチェンジすることを示唆しており、消費行動や子育てにも影響すると考えられます。

    (*2)久我尚子 (2022). パワーカップル世帯の動向――コロナ禍でも増加、夫の年収1500万円以上でも妻の過半数は就労, ニッセイ基礎研所報, 66, 57-62.

    ■肥満度は結婚相手の学歴や年収とトレードされている

    「結婚を取引として捉え、その取引に自分のスペックが反映される」という考えについては、エクセター大学のソニア・オレフィス教授らの研究で実証されています(*3)

    オレフィス教授らは、アメリカデータを用い、調査対象者の肥満度(BMI)とその結婚相手の学歴や年収といったスペックの関係を分析しました。オレフィス教授らの狙いは、「BMIが高いほど、結婚相手のスペックは高くなるのか、それとも低くなるのか」という点を明らかにすることでした。

    分析の結果、「BMIが高いと結婚相手の学歴や年収が低くなる」傾向があることがわかりました。この傾向は特に女性で顕著であり、夫の年収が4万ドル(約560万円)と8万ドル(約1120万円)を比較した場合、年収4万ドルの夫をもつ女性の方が5.4キロほど体重が重かったのです。

    この結果は、結婚相手を探す際、BMIの大きさが相手の所得や学歴との交換条件として機能することを意味しています。高いBMIだと相手の学歴や年収が低くなる反面、BMIが健康的な水準だと相手の学歴や年収が高くなっていたのです。

    この結果は、結婚がある種の取引であり、自分のスペックと相手のスペックをトレードしているという考えを支持するものだといえるでしょう。

    (*3)Oreffice, S., & Quintana-Domeque, C. (2010). Anthropometryandsocioeconomicsamongcouples:EvidenceintheUnitedStates. Economics & Human Biology, 8(3), 373384.

    ■恋愛結婚が主流の現在、取引としての側面が顕在化

    「結婚相手は自分を映す鏡」という考えには「自分と似た人と結婚している」と「結婚を取引として捉え、その取引に自分のスペックが反映される」という2つの解釈があるわけですが、どちらも納得できる部分があります。

    おそらく、直面する社会状況によって2つの解釈のどちらがより適合するのかという点が変わっていくのだと考えられます。

    そこで、現在の日本社会を例にとって考えてみたいと思います。

    今の日本では恋愛結婚が主流であり(*4)、自分で相手を探す必要があります。ただし、結婚は重要な決断ですので、誰でもいいというわけにはいきません。通常、「最低でもこれはゆずれない」という相手に求める条件があると考えられます。

    この相手に求める条件と自分のスペックを勘案して、結婚相手を探していきます。ここで自分の持つスペックと相手の持つスペックが取引され、うまくはまれば結婚が成立すると考えられます。

    このように、恋愛結婚が主流の現在の日本では、結婚の取引としての側面が顕在化している可能性があります。

    (*4)岩澤美帆・三田房美(2005). 職縁結婚の盛衰と未婚化の進展, 日本労働研究雑誌, 535, 16-28.

    ■恋愛結婚市場にDXの波が到来

    近年マッチングアプリ等のインターネットサービスを利用して知り合ったカップルが増加しており、相手に求める条件や自分のスペックデータとして利用されるようになってきています(*5)

    恋愛結婚市場にDX(デジタルトランスフォーメーション)の波が来ているといえるでしょう。

    この新たな動きは、インターネットというバーチャルな空間を通じてパートナーを探す範囲が拡大したことを意味します。同時に、個人のスペックが情報として用いられ、結婚の取引としての機能が強化された可能性があるといえるでしょう。

    (*5)国立社会保障・人口問題研究所(2022). 第16回出生動向基本調査

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    佐藤 一磨さとう・かずま)
    拓殖大学政経学部准教授
    1982年生まれ。慶応義塾大学商学部、同大学院商学研究科博士課程単位取得退学。博士(商学)。専門は労働経済学・家族の経済学。近年の主な研究成果として、(1)Relationship between marital status and body mass index in Japan. Rev Econ Household (2020). (2)Unhappy and Happy Obesity: A Comparative Study on the United States and China. J Happiness Stud 22, 1259–1285 (2021)、(3)Does marriage improve subjective health in Japan?. JER 71, 247–286 (2020)がある。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/imtmphoto


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    【グロテスク】生きたカニを噛みちぎって食べる女性 「明らかに虐待」の声も



    新鮮さを売り物にした“魚の活き造り”が海外で「残酷過ぎる」と非難されることは多々あるが、TikTokに生きたカニを食べる女性の動画が投稿されて物議を醸している。女性の行為は動物虐待にあたるのか、それとも文化の違いとやり過ごすべきなのか…。問題の動画は今年5月に投稿されたものだが、9月末に『New York Post』などが伝えた。

    大胆に食事をする光景ばかりを集めたTikTokユーザー名「msdsj3」に今年5月26日、生きたカニを豪快に食べる女性の姿を捉えた動画が投稿され物議を醸している。

    動画にはタイ語で「生きている」と言葉が添えられており、カメラの前に座る女性が箸を持ち、調理用ボールの底に沈んだ調味料とカニを混ぜているのが見て取れる。

    カニはクリーム色のハサミを持ち、甲の部分が5センチもない小さなもので、ボールの中から必死に逃げようとしているようだ。

    すると女性はその中の1匹を手で掴み、「これを今から食べるわよ」とばかりに一度カメラの前で見せ、容赦なくカニを半分に噛みちぎった。

    さすがに殻は硬いようで、女性は音を立てて噛み砕きながら食べ続けるが、同時に半分になり体の中身が露わになったカニをカメラの前に晒して見せている。

    なおこの女性の素性については明らかにされていないものの、これまでに何度もカニを生で食べる様子を撮影、カニを養殖しているかのような動画も投稿している。その中でも5月に投稿された動画はこれまでの再生回数が870万回超と大反響で、次のようなコメントが寄せられていた。

    「これは明らかに虐待。カニだって痛みを感じているよ。」
    「もっと動物に対し敬意を持つべき。」
    「私たちもカニを食べるけど、こんな下品な食べ方はしない。」
    「カニを生で食べるなんて危険なのでは? 寄生虫の心配をしたほうがいい。」
    「絶対ノー。」
    「なぜ小さなカニ? 本当に美味しいの?」
    「まるで煎餅を食べているかのよう。」
    「半分になってもカニは動いている。今すぐ止めて!」
    「食べられるものは何でも食べるという文化なのでしょう。」

    ちなみに過去には、タコやイカを生きたまま食べる韓国のYouTuberに「動物虐待」との批判が殺到、「行き過ぎた行為。今すぐ動画を削除すべき」と訴える声が相次いだ。

    画像は『โลกแห่งการกินอาหาร 2022年5月26日TikTok「มีชีวิตอยู่」「การเต้นรำปู#ปู」』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 A.C.)

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