【話題】ふと見つけたみかんが、衝撃のビジュアル
ころっとした可愛らしいビジュアルで小さい子供から大人にまで愛されている「みかん」。一概にみかんといえど、様々な品種が存在するが、今ツイッター上では「あまりにも怖いみかん」が話題になっている。
画像をもっと見る
■明らかにおかしい…
多くの注目を集めているのは、愛媛のみかん専門店「のま果樹園」公式ツイッターアカウントのとあるツイート。
そこには「めちゃめちゃこわいみかんいた」と意味深な一文がつづられている。なお、投稿には1枚の写真が添えられているのだが、それを見て本文の意味を納得。
写真を見ると、青みがかり食べ頃少し前といったみかんが確認できるが、片側がパックリと裂けており中に詰まった実が飛び出している。裂け目に並んだ果肉は牙のようにも見え、おぞましい形相となっているのだ。
関連記事:ドライなのにしっとりジューシー!? ダイソーの110円食品が感激のおいしさ
■「どうしちゃったの…」と驚き
我々が知っているみかんとは似ても似つかないインパクト抜群のビジュアル。写真を載せた投稿は大きな反響を呼び、17万件を超える「いいね」が寄せられていた。
なお、投稿には「こ…これはどうしちゃったのでしょう」「ふちが黒いのが またコワイ」「すごくゾクゾク」と驚きの声が続出し、同時に「これワンピースの映画のやつにめっちゃ似てる!」「未完のまま裂けてしまったのですね」「人食いミカンやん!」と様々なコメントが寄せられていた。
■発見時は驚かずに…
そこで、投稿元である「のま果樹園」に本件について話を聞いてみることに。
今回の怖いみかんは、同社が運営しているブログのみかん観察日記用の写真を撮影しにいった際に発見したという。見つけた時は驚いたのかと思いきや、「この時期は緑の果実が少しずつ大きくなる程度でマンネリ化しつつありました。そんな際に見つけたのでネタになってありがたいと思った」と、むしろ笑みを浮かべたという。
■裂けてしまう理由は…
また、驚かなかった理由の一つとして、今回の「みかんが裂ける」という現象は稀に発生するという。
のま果樹園によると、「柑橘類はどれも同じように、大雨による急激な果実の膨張に外皮が耐え切れずに裂けてしまうことがあります。『裂果』という現象です。数多い柑橘類の中でもこの『甘平(かんぺい)』という品種は外皮が薄く、降雨後に裂けてしまうことが多く、栽培が難しいとされています」と、ある意味見慣れた光景なんだとか。
しかし、「外皮が裂けたとしても中の果肉まで割れていることは珍しく、今回のようなものはあまり見かけることはありません」と、流石にこのみかんは例外だったと語る。
■じつは高級なみかんだった
ちなみに、のま果樹園が取り扱っている「甘平」は、 愛媛県が開発し愛媛県でしか栽培されていない(栽培が許可されていない)品種なんだとか。
「『甘平』という名の通り、甘みが非常に強く、見た目は扁平な形をしています。シャキシャキした珍しい食感です。近年人気が高まってきていますが、栽培が難しいことや愛媛県でしか栽培していないことで生産量がまだまだ少なく、非常に高級な柑橘です」と興味深いコメントも。
恐ろしい形相のみかんの正体は、美味しさを求め難しい栽培に挑戦している証拠だったようだ。
・合わせて読みたい→ベランダから戻った猫に不穏な影が… その正体に「私なら叫んでる」と驚きの声

(出典 news.nicovideo.jp)
【【話題】ふと見つけたみかんが、衝撃のビジュアル】の続きを読む